エンベデッドシステムスペシャリスト試験 平成31年度春期の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答25問を収録しています。
問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。
正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。
午前Ⅰは高度試験・情報処理安全確保支援士試験の共通問題で、同じ日程の各区分で同一の問題が使われます。本サイトでは同じ正答を区分ごとに重複して持たず、1か所にまとめています。
この日程の午前Ⅰの正答は、プロジェクトマネージャ試験 平成31年度春期のページに収録しています。
25問。正答のみ。問題文は収録していません。
| 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ウ | 2 | ウ | 3 | イ | 4 | ウ |
| 5 | ア | 6 | ア | 7 | イ | 8 | イ |
| 9 | ウ | 10 | エ | 11 | イ | 12 | ウ |
| 13 | エ | 14 | ア | 15 | エ | 16 | ウ |
| 17 | イ | 18 | イ | 19 | イ | 20 | エ |
| 21 | ウ | 22 | エ | 23 | ア | 24 | ア |
| 25 | ア |
解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
問1 では,気象の予測を行う気象観測・予測システムと,気象データを収集してシステムに提供するディジ タル百葉箱を例にとり,仕様の理解力,ハードウェアの理解力,及びソフトウェアの設計能力を問う問題につ いて出題した。 設問1(1)は,RTC の時刻設定以外の動作を記述した解答が散見された。この問題で問われている内容を理解 して解答してほしい。 設問2 は,正答率が低かった。(1),(2)ともに,計算式自体は複雑ではないので,問題文と表の記載内容から 条件を導いて解答してほしい。 設問3(1),(2)は,正答率が高かった。タスクの動作については,よく理解されていたようである。(3)は,正 答率が低かった。タスクの優先度・実行順序に関する問題であり,組込みシステムの開発に携わる技術者に は,是非理解しておいてもらいたい。
問2 では,一人暮らしの高齢者を見守る,対話型のロボットを例にとり,要求仕様の理解力,タスクの設計 能力,及び要求仕様の変更への対応能力を問う問題について出題した。 設問1(2) b の計算問題は,比較的簡単な計算で正答を導くことができるが,単純な計算誤りと思われる解答 が散見された。落ち着いて計算するよう心掛けてもらいたい。 設問2 は,正答率が高かったが,(2) i に対して,単に“割込み時刻”と解答した受験者も見受けられた。文 章の穴埋め問題に対する字句としては不完全である。前後の文章をよく確認して解答してほしい。 設問3 は,機能追加の問題であり,正答率が低かった。機能追加前のタスク構成及び処理内容を理解してい ないと思われる受験者が多かった。機能追加の問題においても,機能追加前の内容を理解することは重要であ る。
問3 では,バットに装着したスイングセンサ及びバッティングセンタの機器を例にとり,要求仕様の理解 力,システムの設計能力,通信仕様及び省電力化を評価する能力を問う問題について出題した。全体として, 正答率は低かった。 設問1(3)は,正答率が高かった。この問題で問われている内容は,複数あるセンサの使い分けの必要性につ いてであったが,よく理解されていたようである。 設問2(1)及び設問3(3)は,正答率が低かった。図1 の位置関係と表3 の伝送可能距離を理解していないと思 われる受験者が多かった。図表を考察すれば,正答を導けるはずである。 設問3(2)は,正答率が低かった。計算式自体は複雑ではないので,落ち着いて計算するよう心掛けてもらい たい。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
解答例PDFに出てくる大問は2問(問1、問2)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
問1 では,無線式列車制御システムを例にとり,リアルタイム制御における制御時間の制約についての理解 力・計算能力,及び機能が異なる複数のシステムの制御手法についての検討能力・解決能力を問う問題につい て出題した。全体として,正答率は高かった。 設問1(1)は,停止限界の変化における問題であり,正答率が高かったが,単純な計算誤りと思われる解答も 散見された。比較的簡単な計算で正答を導くことができるので,落ち着いて計算するよう心掛けてもらいた い。 設問2(4)(b)は,正答率が低かった。分解能の概念を理解していないと思われる受験者が多かった。また,一 般的な信号と異なり,信号U と信号V で示される四つの状態が同じ時間ではないことを理解してほしかっ た。 設問3(1)(b)は,新システムの監視下に入ったときの処理について解答する問題であり,正答率が高かった。 新システム以外の列車制御システムとの相互運用性については理解されていたようである。 設問3(2)は,正答率が低かった。この設問は車軸のスリップに関する問題であったが,三つの車軸に着目し ていない受験者が多かった。問題文で与えられた条件を正しく把握するように心掛けてほしい。
問2 では,土砂災害予知システムを例にとり,仕様の理解力,タスクの設計能力,ソフトウェアの機能のテ ストへの対応能力を問う問題について出題した。 設問1(1)(a)は,正答率が低かった。WSN の再構築でやり取りされるデータの送受信について,図に書きな がら計算することによって,正答を導くことができるはずである。(2)は,正答率が高かったが,“ノード間通 信における衝突を軽減するため”というノードの保守に着目していない解答も散見された。問題文をよく読ん で解答してほしい。(3)(b)は,正答率が低かった。子ノードをもたない末端のノードだけにノード設定メッセー ジを送信すると,そのメッセージを中継するノードにも同一のデータ周期が設定される仕様を理解していない と思われる受験者が多かった。表3 に示された仕様をよく読んで解答してほしかった。 設問2(2)は,正答率が高かったが,文章の穴埋め問題に対する字句としては不完全である解答が散見され た。タスクの処理内容として正確に解答してほしい。(3)は,ノードとの通信不可の判定に関する問題であり, 正答率が低かった。解答した内容で仕様を網羅できているかどうかを再確認してほしい。 設問3 は,ソフトウェアの機能のテストに関する問題であり,正答率が低かった。機能追加前の内容を把握 した上で,追加・変更したタスクの動作を考え,正答を導き出してほしい。この設問で問われている内容は, 組込みソフトウェア技術者にとって必要な知識なので,是非理解しておいてもらいたい。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。
平成31年度春期の試験要綱PDF(配点はこの中にあります)
下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-25 | 25 | 4点 | 素点 |
この回は3大問ですが、現行制度は2大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。
この回は2大問ですが、現行制度は3大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。
IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。
| 区分 | 問題 | 解答例 | 講評 |
|---|---|---|---|
| 午前Ⅰ | 問題冊子(2.2 MB) | 解答例(61 KB) | なし |
| 午前Ⅱ | 問題冊子(1.8 MB) | 解答例(55 KB) | なし |
| 午後Ⅰ | 問題冊子(3.8 MB) | 解答例(140 KB) | 採点講評(108 KB) |
| 午後Ⅱ | 問題冊子(4.5 MB) | 解答例(144 KB) | 採点講評(118 KB) |
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFは、中身を測っていません。本サイトが測った範囲では、CBT公開問題を除く問題冊子はすべてスキャン画像でした。