情報処理技術者試験 正答アーカイブ 2009〜2026年度・14区分の正答12,948問

ITストラテジスト試験 令和5年度春期

ITストラテジスト試験 令和5年度春期の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答55問を収録しています。

この回について収録しているもの

載っているもの

  • 午前系の正答 55問(問番号と正答の対応表)
  • 採点講評の全文(IPA原文、7件)
  • IPAの問題冊子・解答例・採点講評PDFへのリンク

載っていないもの

  • 午前系の問題文と選択肢(出典PDFがスキャン画像のため)
  • 午後試験の解答(表の読み順が崩れるため、解答例PDFへのリンクのみ)
  • この回の配点(年度ごとの試験要綱を読み取っていないため)
  • 図・表(出典PDFをご覧ください)

問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。

正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。

午前Ⅰの正答

30問。正答のみ。問題文は収録していません。

問正答問正答問正答問正答
1ア2ア3ア4イ
5イ6エ7イ8ウ
9エ10ウ11イ12ア
13イ14エ15エ16ウ
17エ18エ19イ20イ
21イ22ア23ア24エ
25ア26イ27イ28ウ
29ア30エ

午前Ⅱの正答

25問。正答のみ。問題文は収録していません。

問正答問正答問正答問正答
1ア2エ3エ4ウ
5エ6ウ7ウ8ウ
9ウ10エ11ア12ウ
13ア14イ15イ16イ
17イ18イ19ア20ウ
21ウ22イ23イ24ア
25イ

午後Ⅰ

解答例PDFに出てくる大問は4問(問1、問2、問3、問4)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅰの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

問1

問1 では,SNS 運用会社のブロックチェーンを活用したIT 戦略について出題した。全体として正答率は平均 的であった。 設問1 は,正答率がやや低く,“会員がデジタルコンテンツを活用することがIT 戦略の前提である”という 解答が見受けられた。ここでは,会員との互恵関係を強化することで,A 社経済圏を拡大できるということが IT 戦略の前提であることを理解してほしい。 設問3 では,“会員が行った貢献活動にポイントを付与する仕組み”という解答が散見された。A 社は,会員 が安心してSNS を楽しめるようにするために,加害者に対する抑止力のある対策が求められている点を理解し てほしい。 IT ストラテジストは,事業全体を成長させるために解決すべき課題を分析し,評価した上で,デジタル技術 を活用し,事業戦略を推進する能力を高めてほしい。

問2

問2 では,地域におけるスマートシティ構想について出題した。全体として正答率は平均的であった。 設問1 の補強しようとした弱みは,正答率がやや低く,“空き家問題”や“農水産物の利益率の低下”とい った解答が散見された。これは,特定の地域に特化した課題であり,D 市全体で補強しようとした弱みではな いことを理解してほしい。 設問2(1)は,正答率がやや低く“人が安心して訪れ,暮らし,働くことができる市の実現”といった解答が 見受けられた。スマートシティプラットフォームといった,IT を整備することによる狙いが何であるかを読み 取り解答してほしい。 IT ストラテジストは,対象となる事業の環境を分析し,IT を活用して情報戦略の策定する能力を高めてほ しい。

問3

問3 では,アパレル製造小売事業者を題材として,新たなビジネスプロセスを構築するためのIT を活用した 施策立案について出題した。全体として正答率は平均的であった。 設問2 では,商品開発面と生産面のそれぞれを問うた。生産面は,正答率が高かった。一方で,商品開発に 関する強みを生産面として捉えている解答も見受けられた。製造業のバリューチェーン上において,商品開発 と生産が異なる活動であるということを理解してほしい。 設問4(3)では,“買い物カゴに購入されていない商品が残っていること”や“在庫状況を通知する”とい う解答が散見された。“購入しようと思ったときには品切れになっていて残念だった”という顧客体験とデー タ分析基盤に在庫データが連携されていることを踏まえて解答してほしい。 IT ストラテジストは,企業の経営課題及び顧客のニーズや不満を適切に捉えた上で,自社の強みを生かすIT の活用施策を策定する能力を高めてほしい。

問4

問4 では,実験・試験装置メーカーにおける事業展開について出題した。全体として正答率は平均的であっ た。 設問1(1)は,正答率がやや低かった。モーションシミュレーターの一般的な機能を答えるにとどまり,F 社 主力製品の特徴に言及していない解答が散見された。設問で求められている内容と,製品の特徴をよく理解し て解答してほしい。 設問3(2)は,正答率が高かったが,空飛ぶクルマに期待される一般的な活用シーンを示す解答が一部見受け られた。現在の市場における問題が何であるかと,災害時・緊急時を想定した空飛ぶクルマの遠隔操縦の訓練 用システムについて正しく理解して解答してほしい。 IT ストラテジストは,社会の要求と市場の動向を時間軸も含めて分析し,企業がもつ強みが生かせる製品を 立案する能力,事業の将来性を踏まえた上で戦略的な事業計画を立案し,推進する能力をともに高めてほし い。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

午後Ⅱ

解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅱの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

全問共通 全問に共通して,“論述の対象とする構想,計画策定,システム開発などの概要”又は“論述の対象とする 製品又はシステムの概要”が適切に記述されていないものが散見された。これらは,評価の対象となるので, 矛盾が生じないように適切な記述を心掛けてほしい。また,字数が少なくて経験や考えを十分に表現できてい ない論述も目立った。 午後Ⅱ試験では,IT ストラテジスト自身の経験と考えに基づいて,設問の趣旨を踏まえて論述することが重 要である。問題文及び設問の趣旨から外れた論述や具体性に乏しい論述は,評価が低くなってしまうので,注 意してほしい。

問1

問1 では,改修要望への対応についての多様な論述が見受けられ,IT システムの改修に携わった経験のある 受験者には比較的論述しやすい題材だったと思われる。一方で,改修要望を与件と捉え,システム化要件とし て掘り下げたものを,“問題の真因”であるとして論述している解答も散見された。全社視点での多面的な分 析を行い,経営に貢献し続けるIT システムを実現する上で,解決すべき真因が何かを特定するような論述を 心掛けてほしい。また,“特性要因分析”,“AI による対応”など,分析手法や技術を用いたと記述しつつも, 具体性に欠ける解答も散見された。IT ストラテジストとして,経営の視点で業務・システムを分析する能力, 問題を解決する能力を身に付けてほしい。

問2

問2 では,インシデントに備える施策の検討として,予防策と発生時対策から成るシステムリスク対応方針 が具体的に示された論述が多く見受けられ,経験のある受験者には論述しやすかったと思われる。一方で,イ ンシデントが社会や自社の経営に与えるインパクトについて,具体的な内容が示されていない論述も散見され た。IT ストラテジストは,システムリスク対応方針の効果を十分に検討し,事業部門と経営層に提案して承認 を得られる分析能力や評価能力を養ってほしい。

問3

問3 では,多くの論述は具体性があり,革新的な製品企画を立案するに当たって,プロダクトイノベーショ ンによるアプローチを行った経験のある受験者には,論述しやすかったと思われる。一方で,対象とする製品 の概要が不明瞭な論述,提案に対しての評価が述べられていない論述も散見された。組込みシステムのIT ス トラテジストは,製品企画を立案する際には,アプローチによる市場・競合他社の動向調査結果,収集した最 新の技術情報を基にした製品戦略を実践する能力を養ってほしい。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

配点

年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。

令和5年度春期の試験要綱PDF(配点はこの中にあります)

参考:現行制度の配点

下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。

午前Ⅰ(30問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-30303.4点素点

問1-30:得点の上限は100点

午前Ⅱ(25問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-25254点素点

午後Ⅰ(4大問)

この回は4大問ですが、現行制度は3大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。

午後Ⅱ(3大問)

この回は3大問ですが、現行制度は2大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。

出典PDF

IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。

区分問題解答例講評
午前Ⅰ問題冊子(2.2 MB)解答例(33 KB)なし
午前Ⅱ問題冊子(1.8 MB)解答例(29 KB)なし
午後Ⅰ問題冊子(3.9 MB)解答例(132 KB)採点講評(108 KB)
午後Ⅱ問題冊子(1.3 MB)解答例(75 KB)採点講評(84 KB)

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFは、中身を測っていません。本サイトが測った範囲では、CBT公開問題を除く問題冊子はすべてスキャン画像でした。

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