プロジェクトマネージャ試験 令和2年度10月試験の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答55問を収録しています。
問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。
正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。
30問。正答のみ。問題文は収録していません。
| 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ウ | 2 | ウ | 3 | ウ | 4 | エ |
| 5 | イ | 6 | ア | 7 | ウ | 8 | ウ |
| 9 | ウ | 10 | エ | 11 | ウ | 12 | ア |
| 13 | イ | 14 | イ | 15 | イ | 16 | ア |
| 17 | ウ | 18 | ア | 19 | ウ | 20 | ウ |
| 21 | ウ | 22 | ア | 23 | エ | 24 | エ |
| 25 | ア | 26 | ウ | 27 | エ | 28 | ウ |
| 29 | イ | 30 | イ |
25問。正答のみ。問題文は収録していません。
| 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | イ | 2 | エ | 3 | エ | 4 | ア |
| 5 | イ | 6 | ア | 7 | エ | 8 | ア |
| 9 | エ | 10 | ウ | 11 | ア | 12 | イ |
| 13 | エ | 14 | エ | 15 | エ | 16 | ウ |
| 17 | エ | 18 | イ | 19 | エ | 20 | ウ |
| 21 | ウ | 22 | エ | 23 | エ | 24 | イ |
| 25 | イ |
解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
問1 では,化学製品製造業の企業におけるDX 推進を題材として,DX プロジェクトの特性を理解しているか どうか,プロジェクトを立ち上げる実務能力を習得しているかどうか,について出題した。全体として正答率 は高かった。ただ,DX プロジェクトの特性として全社を横断した推進体制が必要となる点については,より 一層の理解が求められる。 設問2(1)は,正答率がやや低かった。“予算をもっているから”という解答が散見され,プロジェクトチーム の編成と予算執行の権限を混同している受験者がいた。CDO 直下にプロジェクトチームを置くことで,部門の 制約にとらわれず,プロジェクトに専念できる体制で推進する狙いがあることを理解してほしかった。 設問2(2)は正答率が平均的であったが,現業部門とIT 部門が一体となって進めるというDX の特性を理解し ていない解答が多かった。現業部門の最適化の案の検討が完了しない限り,IT 部門のプロジェクトの作業は進 められないことを理解してほしかった。 設問3(1)は,正答率がやや低かった。状況を説明する解答にとどまり,提案が遅延リスクを解消する目的で あることに触れていない解答が多かった。“DX 検討チームはIT に慣れていない”や,“プロジェクトの進捗が 遅れている”などの解答は,プロジェクトの状況を説明しているだけであり,スキルのあるメンバを投入する ことでスケジュールの遅延を回避するというリスク対応が目的であることを明確に答えてほしかった。
問2 では,プロジェクトチームの開発について出題した。全体として正答率は高かった。顧客から,自社の サービスの提供価値を,継続的かつ迅速に高めていくために長期的な協力を期待されている状況において,市 場に提供する価値を顧客と共創しつつ,プロジェクトチームの学習サイクルを回しながら成長させていこうと するプロジェクトマネージャの意図はよく理解されていた。 設問3(1)は,正答率がやや高かった。“重要な”ステークホルダとして,多くの受験者が“消費者”と解答し たことは,社会に価値を提供することがプロジェクトの本質的な目的であることをしっかり意識して活動して いるプロジェクトマネージャが多いことを示していると思われる。一方で,目の前の一部の“顧客”や“自社 の経営層”と解答した受験者は,この機会にプロジェクトの本質的な目的について,見つめ直してほしい。 設問3(3)は,正答率が低かった。相互理解の更なる深化,役割の固定化の解消及び異なる視点からの改善の アイディアの獲得という目的で,サブチーム間で行うことを問うたが,自由なコミュニケーション,タイムリ な意見交換,などの解答が散見された。役割の固定化の解消までつなげるには,抜本的な施策が必要である, という視点をもってほしかった。
問3 では,SaaS を利用する人材管理システム導入のプロジェクト計画の作成について出題した。全体として 正答率は高かった。 設問1(2)は正答率が平均的であったが,カスタマイズの最小化による導入コスト削減・導入期間短縮だけに 着目した解答が散見された。SaaS の特長を生かして人材戦略経営を実現するために,プロジェクトマネージャ が拡張,改善される標準機能を利用し続けることが重要であると考えた点に着目して解答してほしかった。 設問3(2)は,正答率が低かった。チャットルームのログに含まれる情報を記載するだけで,その必要性に関 する説明がない解答が多かった。要件定義作業においては討議結果の根拠を明確にすることが重要であり,プ ロジェクトマネージャがそのために必要な資料を成果物にしようと考えた点を理解してほしかった。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
解答例PDFに出てくる大問は2問(問1、問2)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
全問共通 全問に共通して,自らの経験に基づいて具体的に論述できているものが多かった。一方で,“問題文の趣旨 に沿って解答する”ことを求めているが,趣旨を正しく理解していない論述が見受けられた。設問アでは,プ ロジェクトの特徴や目標,プロジェクトへの要求事項など,プロジェクトマネージャとして内容を正しく認識 すべき事項,設問イ及び設問ウの論述を展開する上で前提となる事項についての記述を求めている。したがっ て,設問の趣旨を正しく理解するとともに,問われている幾つかの事項の内容が整合するように,正確で分か りやすい論述を心掛けてほしい。
問1 では,未経験の技術やサービスを利用するシステム開発プロジェクトにおいて,検証フェーズを設け て,システム要件とプロジェクトへの要求事項の実現性を検証することや,検証フェーズで得た情報を開発フ ェーズの計画の更新に利用することについて,具体的な論述を期待した。経験に基づき具体的に論述できてい るものが多かった。一方で,一般的な技術的課題の解決の論述に終始するなど,未経験の技術やサービスの利 用に伴う不確実性への対応が読み取れない論述も見受けられた。今後も,プロジェクトマネージャとして,未 経験の技術やサービスを利用するプロジェクトに対応できるように,新しい技術に関する知識や,それらをプ ロジェクトで利用するためのスキルの習得に努めてほしい。
問2 では,システム開発プロジェクトにおけるリスクのマネジメントにおいて,外部のステークホルダに起 因するプロジェクトの目標の達成に影響を与えると計画時に特定した様々なリスクの評価方法,リスクへの対 応策,リスクの監視方法について,具体的な論述を期待した。経験に基づき具体的に論述できているものが多 かった。一方で,顕在化している問題やリスク源をリスクと称しているなど,リスクのマネジメントの知識や 経験が乏しいと思われる論述も見受けられた。プロジェクトマネージャにとって,リスクのマネジメントは身 に付けなければならない最重要の知識,スキルの一つであるので,理解を深めてほしい。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。
令和2年度10月試験の試験要綱PDF(配点はこの中にあります)
下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-30 | 30 | 3.4点 | 素点 |
問1-30:得点の上限は100点
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-25 | 25 | 4点 | 素点 |
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-3 | 2 | 50点 | 素点 |
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-2 | 1 | 配点割合なし | 評価ランク |
問1-2:評価ランクで評価するため配点割合はない(論述式)
IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。
| 区分 | 問題 | 解答例 | 講評 |
|---|---|---|---|
| 午前Ⅰ | 問題冊子(2.0 MB) | 解答例(45 KB) | なし |
| 午前Ⅱ | 問題冊子(1.9 MB) | 解答例(38 KB) | なし |
| 午後Ⅰ | 問題冊子(3.3 MB) | 解答例(177 KB) | 採点講評(132 KB) |
| 午後Ⅱ | 問題冊子(978 KB) | 解答例(81 KB) | 採点講評(115 KB) |
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFはスキャン画像です(実測)。PDFの中に文字が無いので、PDF内の文字検索はできません。