情報処理技術者試験 正答アーカイブ 2009〜2026年度・14区分の正答12,948問

プロジェクトマネージャ試験 平成28年度春期

プロジェクトマネージャ試験 平成28年度春期の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答54問を収録しています。

この回について収録しているもの

載っているもの

  • 午前系の正答 54問(問番号と正答の対応表)
  • 採点講評の全文(IPA原文、5件)
  • IPAの問題冊子・解答例・採点講評PDFへのリンク

載っていないもの

  • 午前系の問題文と選択肢(出典PDFがスキャン画像のため)
  • 午後試験の解答(表の読み順が崩れるため、解答例PDFへのリンクのみ)
  • この回の配点(年度ごとの試験要綱を読み取っていないため)
  • 図・表(出典PDFをご覧ください)

問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。

正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。

午前Ⅰの正答

30問。正答のみ。問題文は収録していません。

問正答問正答問正答問正答
1ウ2ウ3ウ4イ
5ア6ア7エ8ア
9ウ10エ11イ12ア
13エ14エ15ウ16イ
17イ18ア19ア20ウ
21ウ22イ23エ24エ
25エ26ア27ウ28ウ
29エ30ウ

午前Ⅱの正答

24問。正答のみ。問題文は収録していません。

問正答問正答問正答問正答
1ア2公表なし3イ4イ
5ウ6ア7ウ8ウ
9ウ10ウ11エ12ウ
13イ14エ15ウ16エ
17イ18ウ19エ20ア
21ウ22エ23イ24イ
25イ

問2:正答の公表なし
IPAが解答例PDFに「誤りにより問題として成立しない。」と明記しており、正答が公表されていません。推測で埋めず、公表がないものとして空けています。

午後Ⅰ

解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅰの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

問1

問1 では,プロジェクトのリスク管理について出題した。全体として正答率は高く,おおむね正しく理解さ れていた。 設問1 では,早い段階からステークホルダの協力を得て,協働して開発を進めた狙いを問うたが,“スケジ ュール遅延を防ぐ”などのように一般論の解答が散見された。新たな業務プロセスの導入に起因するスケジュ ール遅延リスクの軽減が目的であることを,理解してほしかった。 設問2(5)では,現システムのデータの整理・検証を徹底して行うことで回避しようとしたリスクを問うた が,“テストがうまくいかない”などの一般論の解答が多かった。入力間違いや入力漏れのあるデータが移行 されることによって発生する,正しい点検票が表示されないというリスクを正しく指摘してほしかった。 設問3 では,追加要求に対応することで抱え込む,開発工数が増えること以外のリスク要因を問うたが,結 果の事象だけを記述してリスク要因を正しく記述していない解答が多かった。取引実績のないZ 社に開発を委 託しなければならないというリスク要因を抱え込む点を正しく認識してほしかった。

問2

問2 では,コミュニケーションに課題を抱えたプロジェクトを題材にして,顧客とのコミュニケーションや チーム内のコミュニケーションをどのように捉え,どのように改善していくか,について出題した。チーム内 のコミュニケーションについて問うた設問3 は正答率が高かったが,顧客との関係の改善について問うた設問 1(2),設問2(2)は正答率が低かった。 設問1(2)では,請負契約における発注者の責任を意識して解答してほしかったが,“A 社システム部が要求の とりまとめを行う”など,部分的な作業分担に限定した解答が多かった。また,“不記載・未提示要件は対応 しない”という解答もみられたが,顧客満足を回復することを目指しているこのプロジェクトマネージャ (PM)の状況を考えれば,このような紋切り型の対応だけでは不十分なことを,理解してほしかった。 設問2(2)では,A 社システム部のニーズがどこにあるか,その緊急度や重要度を意識して解答をしてほしか ったが,状況にふさわしくない僅かな効率化や,顧客の意図にそぐわない効率化を解答するものが目立ったの は残念だった。PM にとって,顧客の視点は常に忘れてはならないものである。改めて認識してほしい。

問3

問3 では,EVM を用いた進捗管理を行っていく過程で,進捗遅延に対しどのように対応するか,潜在する 品質低下リスクをどのように回避するかなどについて出題した。設問1,設問2(5),設問3(1)の正答率が低か った。 設問1 では,表1 から,人事外部設計チームの時系列的な変化に着目して解答してほしかったが,4 週間目 の時点だけの遅延に着目する解答が散見された。また,EVM の各指標値の定義を適切に理解できていないと 思われる解答も散見された。 設問2(5)では,クリティカルパスに着目し,設計要員の追加投入を行わないと遅延回復が困難な状況である ことを解答してほしかったが,スケジュール遅延拡大だけの解答や,進捗ではなく結果であるマイルストーン が守れそうにないという解答が多かった。状況判断においては,明確な判断基準を用いることが重要であるこ とを理解しておいてほしい。 設問3(1)では,“課題管理対象となった課題が全て解決していることの確認”などの課題管理表の一般的な 利用方法に関する解答が目立った。“仕様確定に手間取った箇所もその都度,課題管理表に記録している”点 を踏まえ,どのような品質低下リスクを回避できるのかを考えて解答してほしかった。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

午後Ⅱ

解答例PDFに出てくる大問は2問(問1、問2)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅱの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

プロジェクトマネージャ試験では,論述の対象とする“プロジェクト”を,各設問で問われている事項に対 応して,経験と考えに基づいて説明することが重要である。設問アでは,“プロジェクトの特徴”の論述を求 めたが,プロジェクトマネージャ(PM)としてプロジェクトをどのように認識したかを示し,以後の論述の 起点となるものである。論述全体の趣旨に沿って,特徴を適切に論述してほしい。

問1(他の情報システムの成果物を再利用した情報システムの構築について)

問1(他の情報システムの成果物を再利用した情報システムの構築について)では,再利用する成果物の状 況の分析,再利用に当たっての方針の策定などについて,具体的に論述できているものが多かった。一方,設 問が求めたのは,期待どおりの効果が得られるように,成果物の有効利用を図る上での課題を的確に捉え,プ ロジェクト計画に適切な対策を織り込むことであったが,問題が起きた後の対応に関する論述や,再利用に伴 う修正作業の内容に関する論述など,プロジェクト管理の視点に基づくPM の対応としては不十分な論述も見 られた。

問2(情報システム開発プロジェクトの実行中におけるリスクのコントロールについて)

問2(情報システム開発プロジェクトの実行中におけるリスクのコントロールについて)では,プロジェク トの実行中に察知したプロジェクト目標の達成を阻害するリスクにつながる兆候,兆候をそのままにしたとき に顕在化するリスク,リスクの予防処置,リスクが顕在化したときの対応計画について具体的に論述できてい るものが多かった。一方,設問が求めたのはプロジェクトの実行中の兆候であったが,プロジェクトの計画中 に察知した兆候に関する論述や,すぐに対応が必要な,顕在化している問題を兆候と表現している論述も見ら れた。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

配点

年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。

平成28年度春期の試験要綱PDF(配点はこの中にあります)

参考:現行制度の配点

下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。

午前Ⅰ(30問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-30303.4点素点

問1-30:得点の上限は100点

午前Ⅱ(25問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-25254点素点

午後Ⅰ(3大問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-3250点素点

午後Ⅱ(2大問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-21配点割合なし評価ランク

問1-2:評価ランクで評価するため配点割合はない(論述式)

出典PDF

IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。

区分問題解答例講評
午前Ⅰ問題冊子(2.3 MB)解答例(40 KB)なし
午前Ⅱ問題冊子(2.0 MB)解答例(72 KB)なし
午後Ⅰ問題冊子(3.7 MB)解答例(132 KB)採点講評(134 KB)
午後Ⅱ問題冊子(1.1 MB)解答例(80 KB)採点講評(104 KB)

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFはスキャン画像です(実測)。PDFの中に文字が無いので、PDF内の文字検索はできません。

プロジェクトマネージャ試験の他の回

プロジェクトマネージャ試験の回次一覧(17回)を見る →