プロジェクトマネージャ試験 平成24年度春期の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答55問を収録しています。
問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。
正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。
30問。正答のみ。問題文は収録していません。
| 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ア | 2 | ア | 3 | ウ | 4 | イ |
| 5 | ア | 6 | ア | 7 | エ | 8 | ア |
| 9 | エ | 10 | イ | 11 | エ | 12 | イ |
| 13 | ア | 14 | ウ | 15 | イ | 16 | ア |
| 17 | ア | 18 | ウ | 19 | ウ | 20 | ウ |
| 21 | エ | 22 | エ | 23 | エ | 24 | ウ |
| 25 | ウ | 26 | エ | 27 | ウ | 28 | エ |
| 29 | ア | 30 | エ |
25問。正答のみ。問題文は収録していません。
| 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | イ | 2 | エ | 3 | エ | 4 | ウ |
| 5 | ウ | 6 | ウ | 7 | イ | 8 | イ |
| 9 | ア | 10 | ア | 11 | ウ | 12 | イ |
| 13 | イ | 14 | エ | 15 | ア | 16 | ウ |
| 17 | エ | 18 | イ | 19 | ウ | 20 | ア |
| 21 | ウ | 22 | ア | 23 | ウ | 24 | イ |
| 25 | ウ |
解答例PDFに出てくる大問は4問(問1、問2、問3、問4)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
問1 では,システム構築における外部設計の状況及び見通しの把握,問題が発生した場合の対処について出 題した。ステークホルダとの合意形成における留意点,変更要望への対応の優先度を判断するために考慮すべ き点については,おおむね理解されていた。 設問2(2)では,一つの解答枠に複数の視点からの対策を列記している解答が見受けられた。その中には,列 記された対策の視点が不適切であったり,矛盾する内容を列記していたりする解答も散見された。解答に当た っては,ポイントを整理して記述することを心がけてもらいたい。 設問3(1)では,“レビューアの交代”や“体制強化”など,“当プロジェクト外の関係者との調整”と誤って 解答した受験者が多かった。設問では,外部設計における当面の“作業順序の工夫”について問うていること をよく理解した上で解答してもらいたい。プロジェクトマネージャは,同一工程内で実施されている各作業の 進捗状況を常に把握し,ある作業の実施順序の変更が,同一工程内の他の作業の進捗に及ぼす影響を考慮し て,最適な作業計画を立案できる能力を身に付けてほしい。
問2 では,プロジェクトの立て直しに際し,プロジェクトマネージャ(PM)は,いかに正しく状況を把握し 問題点を洗い出すか,関係者との協力関係をどう築き,解決の方針をどう設定し,対応策の提案をどう行うか などについて出題した。全体として,正答率は高かった。 設問2(2)では,“社長同士の友人関係に気を使ったから”という人間関係からの解答が見られた。企業のト ップが約束した内容を修正する方針を出すのであるから,事前の了承を得る必要がある点を理解してほしかっ た。また,“R 社社長から説得してもらうため”というPM の責任を放棄するような解答も見られた。PM はプロ ジェクトの全責任をもち,自ら行動するという意識を,常にもってもらいたい。 設問2(3)では,“2 チームのスケジュールが異なるから”というスケジュールの課題として捉えた解答が見 られた。最も重要なステークホルダであるH 社社長の要求に絞って約束を実現するための対策として捉えて解 答してもらいたい。 設問3 では,単純に“2 チームに分ける”という解答が散見された。業務管理レポートの要件定義が各部門 の業務担当者任せで,収束していないことがこのプロジェクトの問題点であるので,その対策として取りまと める責任者を選任してもらう必要があることを理解してもらいたい。
問3 では,プロジェクト管理の基礎能力として,EVM(Earned Value Management)に関する基本的な知識, 及びその前提である,WBS(Work Breakdown Structure)の作り方について出題した。正答率は高かった。 設問2(1)では,“作業を漏れなく,重複なく洗い出すため”というWBS そのものの特性を答えた解答が多か った。EVM はWBS のワークパッケージ(WP)ごとにコストとスケジュールを積み上げて計画を設定し,WP ごと に実績と計画を対比して管理することが前提で,そのためにWBS の策定が不可欠となっていることを理解して もらいたい。 設問2(2)では,“進捗管理”という個別の管理項目を解答する例が見られた。プロジェクトの管理に関する 全ての作業を,プロジェクト管理として,WBS のレベル1 の項目として設定することが,WBS がプロジェクト 作業全体を網羅する上で重要な考え方であることを理解してもらいたい。 設問4(2)の帳票チームに対する指示として,“要員管理”,“着任時期の管理”などと誤って解答した受験 者が多かった。追加要員がいても,WP が予定どおり完了し,その総時間が予定範囲内に収まれば,WP が完了 した時点でSPI,CPI に影響しないということを理解してもらいたい。
問4 では,組込みシステム開発における結合テスト計画について出題した。プロジェクトの状態を適切に把 握するためのデータ,メトリクスの基本は,おおむね正しく理解されていた。 設問2(3)では,工程完了期日に遅れてしまうおそれがある開発チームが発生したときに,プロジェクトとし て何を最優先するかを問うたが,“工程完了期日を守る”という誤った解答が多かった。設問で求めていた, 工程完了期日に遅れてしまうおそれが明らかになったとき,具体的に最優先で実施すべきことを,踏み込んで 解答してほしかった。 設問3 では,具体的なメトリクスの名称やその計算式,データの読取り方を問うたが,“累積の障害摘出 数”の意図で“障害摘出数”を,また“工数”の意図で“時間”を用いたのではないかと推測される解答が多 かった。データやメトリクスの活用において単位を誤ると,プロジェクトの状況を見誤ることにもつながる。 適切な単位や計算式を用いてデータを収集し,評価する能力を身に付けてほしい。 なお,進捗 ちょく や遵 じゅん 守など,PM として日常的に用いる言葉の誤字が非常に多かった。今後の改善を期待する。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
プロジェクトマネージャ試験では,論述の対象としている“プロジェクト”について,適切に説明すること が重要である。設問アについては,“プロジェクトとしての特徴”の論述を求めたが,システム開発に至った 背景やシステムの機能,開発するシステムへの期待,受験者がプロジェクトに参加するに至った背景,自分の 経歴などに終始した論述が多かった。 各問に共通した点として,問題文中で例として示している工夫や対策などを単に引用しているだけで具体性 や説得力に乏しい論述が目立った。受験者の経験や知見や工夫が適切に論述されていないものは,受験者の能 力や経験は十分でないと評価せざるを得ないので,実際の経験に基づき設問に沿って具体的に論述してほし い。
問1(システム開発プロジェクトにおける要件定義のマネジメントについて)では,要件を定義する際に計 画した,要件の膨張を防ぐための対応策や要件の定義漏れや定義誤りなどの不備を防ぐための対応策について の具体的な論述が多かった。一方,要件が膨張してからの対策や要件ではなく要求の膨張を防ぐ対応策の論述 も見られた。
問2(システム開発プロジェクトにおけるスコープのマネジメントについて)では,スコープの変更に至っ た原因とそれによるプロジェクト目標の達成に及ぼす影響,スコープの変更の要否の決定,スコープの再定義 の際の留意点についての具体的な論述が多かった。一方,スコープ変更に至った原因を明確にせず,結果だけ の論述や,成果物の範囲と作業の範囲の変更点が不明確な論述も見られた。
問3(システム開発プロジェクトにおける利害の調整について)では,プロジェクト関係者の間で対立した 利害を調整しながら問題を解決したことについての具体的な論述が多かった。一方,利害が不明確あるいは利 害が対立していない論述や利害調整という言葉を使いながら実態は単なる話し合いにすぎない論述も見られ た。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。
平成24年度春期の試験要綱PDF(配点はこの中にあります)
下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-30 | 30 | 3.4点 | 素点 |
問1-30:得点の上限は100点
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-25 | 25 | 4点 | 素点 |
この回は4大問ですが、現行制度は3大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。
この回は3大問ですが、現行制度は2大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。
IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。
| 区分 | 問題 | 解答例 | 講評 |
|---|---|---|---|
| 午前Ⅰ | 問題冊子(2.0 MB) | 解答例(58 KB) | なし |
| 午前Ⅱ | 問題冊子(1.8 MB) | 解答例(56 KB) | なし |
| 午後Ⅰ | 問題冊子(3.8 MB) | 解答例(140 KB) | 採点講評(131 KB) |
| 午後Ⅱ | 問題冊子(1.1 MB) | 解答例(83 KB) | 採点講評(87 KB) |
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFはスキャン画像です(実測)。PDFの中に文字が無いので、PDF内の文字検索はできません。