情報処理技術者試験 正答アーカイブ 2009〜2026年度・14区分の正答12,948問

プロジェクトマネージャ試験 平成23年度特別試験

プロジェクトマネージャ試験 平成23年度特別試験の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答55問を収録しています。

この回について収録しているもの

載っているもの

  • 午前系の正答 55問(問番号と正答の対応表)
  • 採点講評の全文(IPA原文、7件)
  • IPAの問題冊子・解答例・採点講評PDFへのリンク

載っていないもの

  • 午前系の問題文と選択肢(出典PDFがスキャン画像のため)
  • 午後試験の解答(表の読み順が崩れるため、解答例PDFへのリンクのみ)
  • この回の配点(年度ごとの試験要綱を読み取っていないため)
  • 図・表(出典PDFをご覧ください)

問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。

正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。

午前Ⅰの正答

30問。正答のみ。問題文は収録していません。

問正答問正答問正答問正答
1ア2エ3エ4イ
5ウ6ウ7イ8イ
9ウ10ウ11イ12ウ
13ア14ア15ア16エ
17ウ18エ19イ20ア
21イ22ウ23ウ24ウ
25イ26エ27ア28ウ
29イ30ウ

午前Ⅱの正答

25問。正答のみ。問題文は収録していません。

問正答問正答問正答問正答
1イ2エ3ウ4エ
5ウ6イ7ウ8エ
9イ10エ11ア12ア
13イ14ウ15ウ16ア
17イ18ア19エ20ウ
21ア22エ23ウ24エ
25ア

午後Ⅰ

解答例PDFに出てくる大問は4問(問1、問2、問3、問4)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅰの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

問1

問1 では,プロジェクトのスケジュール管理技法の基本的な知識と実践力について出題した。ネットワーク スケジュールの作成方法や,クリティカルパスがプロジェクトの状況に応じて変わっていくことなどについて は,よく理解されていた。 設問1(2)は,プロジェクトの作業項目の設定に当たって成果物を洗い出す目的を問う設問であったが,本文 からスケジュール策定の手順の部分を引用しているだけの解答が目立った。成果物を網羅的に洗い出すことで 作業項目を漏れなく定義するという目的を理解しておいてほしい。 設問2(2),(3)はプロジェクトのリスク要因を把握しているか,その影響の出現をどう監視し,どのように 防止するかを問う設問であった。“新バージョンの開発スキルをもった要員が確保できていない”というリス ク要因を理解しながら,“品質が確保されているか”というチェックポイントが明示されていない解答が見ら れた。常にリスク要因とその影響,どのように防止するかを関連付けて理解し,プロジェクト管理の視点に組 み込む習慣を身につけてほしい。

問2

問2 では,ERP パッケージの導入開発プロジェクトに関し,要件定義工程におけるプロジェクトの推進につ いて出題した。スケジュール策定時の考慮点や準委任契約での責任分担などについては,おおむね理解されて いた。 設問1(2)は,リスク要因を問うていたにもかかわらず,リスクを述べている解答が目立った。設問で何が問 われているかを正しく理解し,注意深く解答してほしかった。 設問2(2)では,“ERP の標準機能と業務要件とのギャップ”のように,本文中の記述を引用し,パッケージ 導入時に発生する一般的な問題を記述している誤った解答が目立った。解答に当たっては,“M 社側の要因で” という題意を理解した上で解答してほしかった。 設問3(2)では,利用部門が既存の業務運用に固執していることに対してどのような対応をとるべきかについ て問うた。プロジェクトマネージャは,常にプロジェクトの目的を意識し,目的の達成を妨げるステークホル ダの行動に対しては,経営層などの上位者を通してプロジェクトへの積極的な協力を促すことも必要となるこ とを理解してほしい。

問3

問3 では,システムの再構築における,プロジェクトの計画立案,プロジェクトの実行管理・運営について 出題した。1 次開発,2 次開発,及び別プロジェクトで進めているミドルソフトの開発についての相互の関 連,留意事項などについてはおおむね正しく理解されていた。 設問1(2)では,現行システムにおける機能追加の凍結について問うたが,二重開発に伴う作業量の増加など に着目した解答が多かった。設問で求めていた,現行システムから提供される機能との関連から懸念されるリ スクを深く分析した上で,解答してほしかった。 設問2(3)では,総合テストが円滑に進められる理由を問うていたにもかかわらず,結合テストにおけるメリ ットを記述した誤った解答が多く見受けられた。テスト環境と各テストの関連を把握し,最適なテスト計画を 立案できる能力を身に付けてほしい。

問4

問4 では,組込みシステム開発におけるプロジェクトの評価について出題した。欠陥の混入工程・混入原因 に着目した品質の分析の基本や,欠陥の予防・早期摘出の有効性と生産性の関係については,おおむね正しく 理解されていた。 設問1(1)では,当該工程よりも前の工程で混入した欠陥が多く検出された場合に,その時点で実施すべき対 策を問うたが,“前工程のやり直し”,“前工程に戻って修正”など,前の工程の成果物の品質を検証する具体 的な手段への言及がない解答が多く見られた。題意を理解して対策を具体的に記述してほしかった。 設問2(1)では,多くの欠陥を混入させた一部の担当者に対する対策を問うたが,“担当間で相互にレビュー に参加する”,“周辺機能やライブラリのドキュメントを強化する”など,対処がやや広範な解答が目立っ た。解答に当たっては,制約条件から判断してその対策を実行することが適切かどうか,また状況において求 められる効果が適時に得られるか,もう一歩踏み込んで考えてほしい。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

午後Ⅱ

解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅱの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

“論述の対象とするプロジェクトの概要”において,“プロジェクトの規模”や“プロジェクトにおけるあ なたの立場”の質問項目で記入した内容が論述とは整合がとれていないなど,本年度も記述内容の不備が目立 った。解答を理解するための重要な情報であり,プロジェクトマネージャとしての経験が表現されるので,的 確に記述の上,論述してほしい。 各問に共通した点として,問題文中で例として示している工夫や対策などを単に引用しているだけで具体性 や説得力に乏しい論述や,設問アで問うている内容を正しく認識しないで解答して設問イ,ウの解答と整合の とれていない論述が目立った。このような論述は,受験者の能力や経験を適切に評価できないので,実際の経 験に基づき設問に沿って具体的に論述してほしい。また,誤字,当て字,俗語なども目立った。高度情報処理 技術者として,適切な用語を使用し,考えを的確に相手に伝えることは非常に大切であるので,気をつけてほ しい。

問1(システム開発プロジェクトにおけるコストのマネジメントについて)

問1(システム開発プロジェクトにおけるコストのマネジメントについて)では,コスト見積りの方法,コ スト見積りの精度を高めるための工夫,コスト差異を把握するための仕組みについては具体的な記述が多かっ た。しかし,予算超過を防ぐための対策については,コスト差異を把握した状況を踏まえた具体的な対策の記 述を期待したが,記述内容が一般的な論述も見られた。

問2(システム開発プロジェクトにおける品質確保策について)

問2(システム開発プロジェクトにおける品質確保策について)では,品質目標を阻害する要因と判断した 根拠については,具体的な論述が多かった。しかし,品質目標,品質目標の達成を阻害する要因,及び阻害す る要因に応じた品質確保策について,論理的に整合しない論述も見られた。また,品質計画についての論述を 求めているのにもかかわらず,発生した品質上の問題への対応に終始した論述も見られた。

問3(システム開発プロジェクトにおける組織要員管理について)

問3(システム開発プロジェクトにおける組織要員管理について)では,プロジェクト遂行中に察知した人 間的側面の問題と,その問題によって誘発されると想定したプロジェクト目標の達成を阻害するリスク,及び 人間的側面の問題への対策についての具体的な論述が多かった。しかし,察知するのではなく,人間的側面の 問題を想定した記述や設問アで述べたプロジェクト目標と関係のないリスクの記述も見られた。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

配点

年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。

平成23年度特別試験の試験要綱PDF(配点はこの中にあります)

参考:現行制度の配点

下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。

午前Ⅰ(30問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-30303.4点素点

問1-30:得点の上限は100点

午前Ⅱ(25問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-25254点素点

午後Ⅰ(4大問)

この回は4大問ですが、現行制度は3大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。

午後Ⅱ(3大問)

この回は3大問ですが、現行制度は2大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。

出典PDF

IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。

区分問題解答例講評
午前Ⅰ問題冊子(771 KB)解答例(40 KB)なし
午前Ⅱ問題冊子(1.1 MB)解答例(37 KB)なし
午後Ⅰ問題冊子(1.8 MB)解答例(138 KB)採点講評(121 KB)
午後Ⅱ問題冊子(774 KB)解答例(85 KB)採点講評(102 KB)

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFは、中身を測っていません。本サイトが測った範囲では、CBT公開問題を除く問題冊子はすべてスキャン画像でした。

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