情報処理技術者試験 正答アーカイブ 2009〜2026年度・14区分の正答12,948問

システム監査技術者試験 令和2年度10月試験

システム監査技術者試験 令和2年度10月試験の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答25問を収録しています。

この回について収録しているもの

載っているもの

  • 午前系の正答 25問(問番号と正答の対応表)
  • 採点講評の全文(IPA原文、5件)
  • IPAの問題冊子・解答例・採点講評PDFへのリンク

載っていないもの

  • 午前系の問題文と選択肢(出典PDFがスキャン画像のため)
  • 午後試験の解答(表の読み順が崩れるため、解答例PDFへのリンクのみ)
  • この回の配点(年度ごとの試験要綱を読み取っていないため)
  • 図・表(出典PDFをご覧ください)

問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。

正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。

午前Ⅰ(共通問題)

午前Ⅰは高度試験・情報処理安全確保支援士試験の共通問題で、同じ日程の各区分で同一の問題が使われます。本サイトでは同じ正答を区分ごとに重複して持たず、1か所にまとめています。

この日程の午前Ⅰの正答は、プロジェクトマネージャ試験 令和2年度10月試験のページに収録しています。

午前Ⅱの正答

25問。正答のみ。問題文は収録していません。

問正答問正答問正答問正答
1イ2ウ3エ4エ
5エ6ア7エ8イ
9ア10エ11ア12イ
13エ14イ15ア16ウ
17ア18エ19ウ20イ
21イ22エ23エ24イ
25エ

午後Ⅰ

解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅰの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

問1

問1 はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進状況を対象とした監査を取り上げた。全体として 正答率は平均的であった。 設問1 は,DX 推進の制約となっている状況への対応として確認するべき内容を問うたが,正答率は低かっ た。DX の中でもデータを活用した分析が重要だが,本文で説明されている状況から,必要な詳細度や頻度を もったデータを取得できないことが制約となっていることを理解して解答してほしかった。 設問2,設問3 及び設問5 は,監査手続を問う内容であり,監査手続として,監査の対象・方法とそれによ って確認する事項の二つを求めたが,その両方を明確に記述している解答は限られていた。記述すべき要件の 網羅性に留意してほしい。設問2 は,PoC 実施の考え方を把握した上で記述することを求めているので,本文 のDX-PJ の活動目標の内容をよく読んで解答してほしかった。

問2

問2 は,システム監査計画の策定及び見直しに際してのシステム監査人としての具体的な対応について出題 した。全体として正答率は平均的であった。 設問1 は,監査対象の選定方法の見直しの内容を問うたが,本文中に記載してある選定基準をそのまま記載 している解答が散見された。社長の指摘内容を参考に,戦略的に重要なシステムを監査対象に追加すべき点に 気付いてほしかった。 設問3 は,監査部門の教育計画について問う内容であり,正答率はおおむね高かったが,AI の技術を習得す るなど,システム部門の目線での解答も散見された。監査人の育成には,AI などの新技術を活用したシステム を評価、検証することが必要になるという点を踏まえて解答してほしかった。 設問5 は,データ分析ソフトを用いた監査手続について問うたが,アクセスログを全件対象にして集計分析 することができる点は解答できていたので,確認する内容まで具体的に記述してほしかった。

問3

問3 は,システムの有効性を着眼点とする内部監査を通じて,IT ガバナンスの適切性を評価・検証する場合 のリスク,コントロール及び監査手続について出題した。全体として正答率は平均的であった。IT ガバナンス に関する内部監査としてのシステム監査人の対応にポイントがあった。 設問1 は,IT ガバナンスにおける経営陣の関与について問うたが,正答率は低かった。経営陣への報告や情 報システム戦略委員会への報告について記述した解答が少なく,評価の時期や評価基準について記述した解答 が散見された。まずもって,IT ガバナンスの意義についての理解を深めてもらいたい。 設問2 及び設問4 は,リスクに対するコントロールを問うた。正答率は平均的であったが,解答の中には, 利用者へのアンケートの実施などの特定の対策や,特定の部署に限定した対策を記述した解答が散見された。 状況を正しく捉え,汎用的な対策を解答してほしかった。 設問5 は,監査手続を問うたが,正答率はやや低かった。監査項目だけを記述した解答が散見され,監査手 続として何をどのように確認するのかを記述した解答は少なかった。状況を正しく捉え,適切な監査手続を記 述してほしかった。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

午後Ⅱ

解答例PDFに出てくる大問は2問(問1、問2)です。

この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。

午後Ⅱの解答例PDFを開く

採点講評(IPA原文)

全問共通 システム監査技術者試験では,システム監査人の立場から論述することを求めているが,システム担当者と しての対応を論述している解答が散見された。また,監査手続を求めている論述では,そもそも監査手続の意 味を理解できていなかったり,監査の実施内容を論述したりしているものが目立ち,確かめるべき監査項目と 監査証拠について具体的に論述できている解答は少なかった。問題文の内容を踏まえて,設問で求めているこ とを論述するように心掛けてほしい。

問1

問1 では,AI 技術の利用目的とAI システムの概要については具体的に論述している解答が多かったが,AI システムの利用段階において想定されるリスクについては,コントロールを論述していたり,企画・開発段階 のリスクを論述したりしている解答が散見された。また,AI システムの導入目的,開発手法,ユーザ・ベンダ 間の取決めなどが適切かどうかを企画・開発段階で確かめる監査手続についての論述を求めたが,利用段階に おける監査手続であったり,確かめるべき具体的な監査証拠を記述していなかったり,監査を実施した結果を 論述したりしている解答が目立った。設問で問うていることを正しく理解して,論述してほしい。

問2

問2 では,IT 組織の役割・責任の変更に伴うリスクと対応策,及びその取組状況を確かめるための監査手続 について論述することを求めているが,個別の情報システム開発やクラウド導入プロジェクト管理などに関す る論述が散見された。また,論述しているリスクについても,問題文の記述をそのまま使ったり,IT 担当者の 能力だけの対応策であったり,設問アで論述したIT 環境の変化と整合していない一般論に終始したりする論 述が目立った。問題文の趣旨を正しく理解して,設問ア,イ及びウで一貫した論述を心掛けてほしい。

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く

配点

年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。

令和2年度10月試験の試験要綱PDF(配点はこの中にあります)

参考:現行制度の配点

下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。

午前Ⅱ(25問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-25254点素点

午後Ⅰ(3大問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-3250点素点

午後Ⅱ(2大問)

問番号解答数1問の配点採点方式
問1-21配点割合なし評価ランク

問1-2:評価ランクで評価するため配点割合はない(論述式)

出典PDF

IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。

区分問題解答例講評
午前Ⅰ問題冊子(2.0 MB)解答例(45 KB)なし
午前Ⅱ問題冊子(1.9 MB)解答例(39 KB)なし
午後Ⅰ問題冊子(2.8 MB)解答例(193 KB)採点講評(113 KB)
午後Ⅱ問題冊子(984 KB)解答例(106 KB)採点講評(95 KB)

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFは、中身を測っていません。本サイトが測った範囲では、CBT公開問題を除く問題冊子はすべてスキャン画像でした。

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