情報処理技術者試験 正答アーカイブ 2009〜2026年度・14区分の正答12,948問

情報セキュリティマネジメント試験 令和5年度 公開問題 科目A・B 問15

情報セキュリティマネジメント試験のCBT方式公開問題です。IPAが公表している問題冊子PDFから本文を抽出しています。

問題文

消費者向けの化粧品販売を行うA 社では,電子メール(以下,メールという)の送 受信にクラウドサービスプロバイダB 社が提供するメールサービス(以下,B サービ スという)を利用している。A 社が利用するB サービスのアカウントは,A 社の情報 システム部が管理している。 〔B サービスでの認証〕 B サービスでの認証は,利用者ID とパスワードに加え,あらかじめ登録しておい たスマートフォンの認証アプリを利用した2 要素認証である。入力された利用者ID とパスワードが正しかったときは,スマートフォンに承認のリクエストが来る。リク エストを1 分以内に承認した場合は,B サービスにログインできる。 〔社外のネットワークからの利用〕 社外のネットワークから社内システム又はファイルサーバを利用する場合,従業員 は貸与されたPC から社内ネットワークにVPN 接続する。 〔PC でのマルウェア対策〕 従業員に貸与されたPC には,マルウェア対策ソフトが導入されており,マルウェ ア定義ファイルを毎日16 時に更新するように設定されている。マルウェア対策ソフ トは,毎日17 時に,各PC のマルウェア定義ファイルが更新されたかどうかをチェッ クし,更新されていない場合は情報システム部のセキュリティ担当者に更新されてい ないことをメールで知らせる。 〔メールに関する報告〕 ある日の15 時頃,販売促進部の情報セキュリティリーダーであるC 課長は,在宅 で勤務していた部下のD さんから,メールに関する報告を受けた。報告を図1 に示す。 ・販売促進キャンペーンを委託しているE 社のF さんから9 時30 分にメールが届いた。 ・F さんとは直接会ったことがある。この数か月頻繁にやり取りもしていた。 ・そのメールは,これまでのメールに返信する形で作成されており,メールの本文には販売キャ ンペーンの内容やF さんがよく利用する挨拶文が記載されていた。 ・急ぎの対応を求める旨が記載されていたので,メールに添付されていたファイルを開いた。 ・メールの添付ファイルを開いた際,特に見慣れないエラーなどは発生せず,ファイルの内容も 閲覧できた。 ・ファイルの内容を確認した後,返信した。 ・11 時頃,D さんのスマートフォンに,承認のリクエストが来たが,B サービスにログインしよ うとしたタイミングではなかったので,リクエストを承認しなかった。 ・12 時までと急いでいた割にその後の返信がなく不審に思ったので,14 時50 分にF さんに電話 で確認したところ,今日はメールを送っていないと言われた。 ・現在までのところ,PC の処理速度が遅くなったり,見慣れないウィンドウが表示されたりす るなどの不具合や不審な事象は発生していない。 ・現在,PC は,インターネットには接続しているが,社内ネットワークへのVPN 接続は切断し ている。 ・D さんはすぐに会社に向かうことは可能で,D さんの自宅から会社までは1 時間掛かる。 C 課長は,すぐにPC を会社に持参し,オフラインでマルウェア対策ソフトの定義 ファイルを最新版に更新した後,フルスキャンを実施するよう,D さんに指示をした。 スキャンを実行した結果,D さんのPC からマルウェアが検出された。このマルウェ アは,マルウェア対策ソフトのベンダーが9 時に公開した最新の定義ファイルで検出 可能であることが判明した。 A 社では,今回のマルウェア感染による情報セキュリティインシデントの問題点を 整理し,再発を防止するための対策を講じることにした。 設問 A 社が講じることにした対策はどれか。解答群のうち,最も適切なものを選べ。

この設問には図または表があります。本サイトには収録していません。
出典PDFの該当ページをご覧ください。

選択肢

  1. アPC が起動したらすぐに自動的にVPN 接続するように,PC を構成する。
  2. イこれまでメールをやり取りしたことがない差出人からメールを受信した場合は, 添付されているファイルを開かず,すぐに削除するよう社内ルールに定める。
  3. ウマルウェア定義ファイルは,10 分ごとに更新されるように,マルウェア対策 ソフトの設定を変更する。
  4. エマルウェア定義ファイルは,8 時にも更新されるように,マルウェア対策ソフ トの設定を変更する。
  5. オメールに添付されたファイルを開く場合は,一旦PC に保存し,マルウェア対 策ソフトでスキャンを実行してから開くよう社内ルールに定める。

正答

IPA公表の正答ウ

本文と選択肢は出典PDFから機械抽出したものです。文章は改変していませんが、改行や空白の入り方が原文と違う場合があります。図・表は収録していないので、図のある設問は出典PDFをご覧ください。

正答の出典はIPAの解答例PDFです。この公開問題については、問題冊子PDFと解答例PDFの問番号が一致することを確認しています。

出典

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

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