プロジェクトマネージャ試験 平成21年度春期の正答と、IPAの出典PDFへのリンクです。正答55問を収録しています。
問題文は収録していません。IPAが公表している問題冊子PDFがスキャン画像で、文字情報が入っていないためです。OCR(画像から文字を推定する処理)は行っていません。コードやビット列、数値が1文字変われば設問の答えが変わってしまうからです。
正答は、IPAが公表している解答例PDFから機械的に読み取ったものです。問題冊子PDFがスキャン画像のため、問題側の問番号と突き合わせる検算は原理的にできていません。解答例PDFの問番号をそのまま正としています。
30問。正答のみ。問題文は収録していません。
| 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ア | 2 | ウ | 3 | イ | 4 | エ |
| 5 | エ | 6 | ウ | 7 | イ | 8 | イ |
| 9 | ウ | 10 | ア | 11 | ウ | 12 | イ |
| 13 | ア | 14 | イ | 15 | ウ | 16 | イ |
| 17 | イ | 18 | ア | 19 | エ | 20 | ア |
| 21 | ウ | 22 | イ | 23 | ア | 24 | エ |
| 25 | ア | 26 | イ | 27 | ウ | 28 | イ |
| 29 | ウ | 30 | イ |
25問。正答のみ。問題文は収録していません。
| 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 | 問 | 正答 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | イ | 2 | ウ | 3 | イ | 4 | イ |
| 5 | エ | 6 | エ | 7 | エ | 8 | ア |
| 9 | イ | 10 | ウ | 11 | エ | 12 | ウ |
| 13 | ア | 14 | エ | 15 | ウ | 16 | ア |
| 17 | イ | 18 | イ | 19 | ウ | 20 | ウ |
| 21 | イ | 22 | エ | 23 | エ | 24 | イ |
| 25 | ウ |
解答例PDFに出てくる大問は4問(問1、問2、問3、問4)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
問1 では,リスク対応計画策定時の,予防処置及びリスク対応活動の実践力について出題した。予防処置の 具体的な内容を問う設問1 や,リスク管理表からリスク対応活動の優先順位を判断する設問3 の正答率は高か ったが,プロジェクトの置かれた状況からリスク要因を探り出す設問2(1)や,予防処置の目的を解答する設問 2(2)の正答率は低かった。 設問2(1)のプロジェクト体制面のリスク要因への解答として,“新バージョンの開発経験はまだない”など のように,本文中の記述をそのまま引用している記述や,“進捗が遅れる”,“コストが増加する”という,結 果として起こる現象の記述が目立った。“プロジェクト体制面のリスク要因は何か”という題意に沿った解答 をしてほしかった。 設問2(2)では,“双方が同じ資料で確認する”,“言葉で伝わりにくい部分を埋める”などの一般論的な解答 が目立った。成果物を共通ファイルサーバに置くという予防措置のリスク管理上の目的を,本文の状況を前提 として,具体的に解答してほしかった。
問2 では,システム再構築における外部委託先の選定について出題した。要求仕様書の作成,委託先の選定 方法の検討,委託先の選定の実施などにおける留意点については,おおむね正しく理解されていた。 設問2(1)では,提案内容と提案価格を総合的に評価する選定方法のメリットを問うたが,“客観的に評価が 行える”のように,入札方式による選定の一般的なメリットを記述した解答が見られた。設問の趣旨を理解 し,提案内容と提案価格から総合的に評価を行うことの真のメリットが何であるかを,プロジェクトマネージ ャとして一歩踏み込んで考えてほしかった。 設問3(1)では,“要求仕様書の記述内容に問題がないこと”,“評価項目や配点に問題がないこと”のよう に,今回の選定方法が妥当であったことを確認するために聞くべきことについての解答を求めたが,“要求仕 様の理解度”のように,本文中の字句をそのまま引用する解答が見られた。評価結果のばらつきが大きかった ことの真の原因が何であるかを分析するために確認すべきことについて,具体的に解答してほしかった。
問3 では,プロジェクト推進方法の見直しについて出題した。外部設計終了後に再見積りをする理由や問題 の解決のために行うエスカレーションに関する設問は正答率が高かった。 設問1 は,低減しようとしたリスクについて問うたが,一部にリスクを低減することで得られる効果を記述 した解答が見られた。問われている内容に沿った解答をしてほしかった。 設問4(2)で問うた改善案は,Q 社への提案事項であることから,Q 社と協議して合意を得る必要がある内容 である。一部に,M 社内部の作業について記述した解答が見られた。解答に当たっては,設問の状況に適した 内容になっているか確認してほしかった。
問4 では,開発とテストの体制を分離してリスクの軽減を図ったプロジェクトについて出題した。品質管理 指標の基準値と許容範囲に照らした品質の判断と対処に関する設問3(1),(2)や,レビューの改善に関する設問 2(2)の正答率は高く,品質を管理するための基本はおおむね正しく理解されていた。 設問1 は,プロジェクトマネージャが今回のプロジェクトを遂行する上で,品質向上,リスク軽減のために 検討した諸施策に関して問うたが,(1)~(3)のいずれも正答率がやや低かった。特に,設問1(3)において,“検 証が正確かつ容易に実施できるか”という観点でレビューをさせたことの意図を見落とし,結合テストの工程 短縮に至る理由を適切に記述できていない解答が目立った。テスト工程の改善につながる作業を上流の工程で 実施することによって,テスト工程のリスクの軽減や,品質向上,工程短縮などの好循環を生み出すことがで きる場合がある。プロジェクトマネージャとして,プロジェクトの状況に応じた適切な方法を選択する実践力 を身に付けてほしい。 全般的に設問や本文中に書かれている背景や条件を見落とした解答が目立った。プロジェクトマネージャに とって“何が問われているのか”を正しく理解することは,利害関係者の要求を適切にマネジメントするため にも必須のスキルである。5W1H を意識して本文,設問を読み,的確に解答してほしい。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
解答例PDFに出てくる大問は3問(問1、問2、問3)です。
この区分の解答は収録していません。
午後試験の解答例は「大問→設問→空欄記号→解答」の表の形で公表されています。これを文字として取り出すと列が混ざって読み順が崩れ、別の大問の解答がつながってしまいます。誤った対応づけを出すより、解答例PDFへのリンクに留めました。大問番号は解答例PDFに現れたもので、ここは信頼できます。
本年度は,“論述の対象とするプロジェクトの概要”の記述内容の不備が目立った。解答を理解するための 重要な情報であり,またプロジェクトマネージャとしての経験が表現されるので,的確に記述してほしい。 本年度の試験から,設問ウでは論述内容をより具体的に表現するような問い方をした。中には設問イと設問 ウの論述の重複や,設問ウに論述すべき内容を設問イに論述しているような解答も見られた。また,答案用紙 の解答欄が設問ごとに指定されていたが,これに従わずに,設問イの論述に続けて設問ウの解答を論述した り,解答字数の指定を守らなかったりした論述も見られた。問題冊子の注意事項,設問の要求内容をよく理解 して解答してほしい。 各問に共通した点として,設問アではプロジェクトの特徴に対して,システムの特徴を記述する論述が多か った。また,問2,3 においては,設問イ,ウでは開発者の視点からの論述が見られた。求められているの は,プロジェクトに関するプロジェクトマネージャの視点からの論述であることをしっかり認識してほしい。
問1(システム開発プロジェクトにおける動機付けについて)では,プロジェクトの立上げ時にメンバに対 して行った動機付け,及びプロジェクト遂行中にそれを維持・強化した経験がうかがえる論述が多かった。し かし,立上げ時にメンバとの意見交換や同意がなく,プロジェクトマネージャからの一方的な動機付けや,遂 行中に維持・強化した内容が立上げ時の内容と異なる論述も見られた。
問2(設計工程における品質目標達成のための施策と活動について)では,システム開発プロジェクトの経 験を踏まえた具体的な論述が多かった。しかし,設計工程以外についての論述や,システムの品質目標と品質 を作り込む施策との関連がうかがえない論述,察知した問題点の対処だけに終始し品質を作り込む施策の改善 に言及していない論述も見られた。
問3(業務パッケージを採用した情報システム開発プロジェクトについて)では,業務パッケージの標準機 能をできるだけ適用し,外付けプログラムの開発を必要最小限に抑えた経験がうかがえる論述が多かった。し かし,設問で求めている,開発を必要最小限に抑えるために利用部門と合意した内容や合意に至った経緯につ いては論述されず,開発した外付けプログラムとその必要性の説明に終始した論述も見られた。また,外付け プログラムを開発する際の工夫点について論述されていないものも見られた。
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)採点講評。採点講評PDFを開く
年度ごとの配点は収録していません。配点と出題数は制度改定で変わるため、現行制度の値を過去の回に当てると誤りになります。この回の配点は、下の試験要綱PDFでご確認ください。
この回の試験要綱PDFは、IPAの年度別ページに掲載されていません。
下の値は情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日)に載っている現行制度のものです。配点も採点方式も、この回のものではありません。出題数が現行制度と同じ回でも、本サイトはこの値をその回の配点として扱っていません。
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-30 | 30 | 3.4点 | 素点 |
問1-30:得点の上限は100点
| 問番号 | 解答数 | 1問の配点 | 採点方式 |
|---|---|---|---|
| 問1-25 | 25 | 4点 | 素点 |
この回は4大問ですが、現行制度は3大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。
この回は3大問ですが、現行制度は2大問です。出題数が違うので、現行制度の配点はこの回に当てはまりません。
IPAが公開しているPDFへのリンクです。問題文はこのPDFの中にしかありません。
| 区分 | 問題 | 解答例 | 講評 |
|---|---|---|---|
| 午前Ⅰ | 問題冊子(461 KB) | 解答例(40 KB) | なし |
| 午前Ⅱ | 問題冊子(655 KB) | 解答例(36 KB) | なし |
| 午後Ⅰ | 問題冊子(1.4 MB) | 解答例(74 KB) | 採点講評(76 KB) |
| 午後Ⅱ | 問題冊子(444 KB) | 解答例(61 KB) | 採点講評(50 KB) |
出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)。この回の問題冊子PDFはスキャン画像です(実測)。PDFの中に文字が無いので、PDF内の文字検索はできません。