情報処理技術者試験 正答アーカイブ 2009〜2026年度・14区分の正答12,948問

基本情報技術者試験 令和5年度 公開問題 科目B 問6

基本情報技術者試験のCBT方式公開問題です。IPAが公表している問題冊子PDFから本文を抽出しています。

問題文

A 社は,放送会社や運輸会社向けに広告制作ビジネスを展開している。A 社は,人 事業務の効率化を図るべく,人事業務の委託を検討することにした。A 社が委託する 業務(以下,B 業務という)を図1 に示す。 ・採用予定者から郵送されてくる入社時の誓約書,前職の源泉徴収票などの書類をPDF フ ァイルに変換し,ファイルサーバに格納する。 (省略) 委託先候補のC 社は,B 業務について,次のようにA 社に提案した。 ・B 業務だけに従事する専任の従業員を割り当てる。 ・B 業務では,図2 の複合機のスキャン機能を使用する。 ・スキャン機能を使用する際は,従業員ごとに付与した利用者ID とパスワードをパネルに入 力する。 ・スキャンしたデータをPDF ファイルに変換する。 ・PDF ファイルを従業員ごとに異なる鍵で暗号化して,電子メールに添付する。 ・スキャンを実行した本人宛てに電子メールを送信する。 ・PDF ファイルが大きい場合は,PDF ファイルを添付する代わりに,自社の社内ネットワーク 上に設置したサーバ(以下,B サーバという)1)に自動的に保存し,保存先のURL を電子メ ールの本文に記載して送信する。 注1) B サーバにアクセスする際は,従業員ごとの利用者ID とパスワードが必要になる。 A 社は,C 社と業務委託契約を締結する前に,秘密保持契約を締結した。その後,C 社に質問表を送付し,回答を受けて,業務委託での情報セキュリティリスクの評価を 実施した。その結果,図3 の発見があった。 ・複合機のスキャン機能では,電子メールの差出人アドレス,件名,本文及び添付ファイル 名を初期設定1)の状態で使用しており,誰がスキャンを実行しても同じである。 ・複合機のスキャン機能の初期設定情報はベンダーのWeb サイトで公開されており,誰でも 閲覧できる。 注1) 複合機の初期設定はC 社の情報システム部だけが変更可能である。 そこで,A 社では,初期設定の状態のままではA 社にとって情報セキュリティリス クがあり,初期設定から変更するという対策が必要であると評価した。 設問 対策が必要であるとA 社が評価した情報セキュリティリスクはどれか。解答群の うち,最も適切なものを選べ。

この設問には図または表があります。本サイトには収録していません。
出典PDFの該当ページをご覧ください。

選択肢

  1. アB 業務に従事する従業員が,攻撃者からの電子メールを複合機からのものと信 じて本文中にあるURL をクリックし,フィッシングサイトに誘導される。その結 果,A 社の採用予定者の個人情報が漏えいする。
  2. イB 業務に従事する従業員が,複合機から送信される電子メールをスパムメール と誤認し,電子メールを削除する。その結果,再スキャンが必要となり,B 業務 が遅延する。
  3. ウ攻撃者が,複合機から送信される電子メールを盗聴し,添付ファイルを暗号化 して身代金を要求する。その結果,A 社が復号鍵を受け取るために多額の身代金 を支払うことになる。
  4. エ攻撃者が,複合機から送信される電子メールを盗聴し,本文に記載されている URL を使ってB サーバにアクセスする。その結果,A 社の採用予定者の個人情報 が漏えいする。

正答

IPA公表の正答ア

本文と選択肢は出典PDFから機械抽出したものです。文章は改変していませんが、改行や空白の入り方が原文と違う場合があります。図・表は収録していないので、図のある設問は出典PDFをご覧ください。

正答の出典はIPAの解答例PDFです。この公開問題については、問題冊子PDFと解答例PDFの問番号が一致することを確認しています。

出典

出典: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

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